ちょっとそこまでの世界

ちょっとそこまでの世界(私の周り)について

中古マンションを買うことにしました

いずれは買いたいと思っていた住宅。
住宅購入はまさにタイミングだなと思いました。

 

旦那とは、そろそろマンションか家を買いたいねと話していました。
住宅ローンを60歳までに完済したいという漠然とした思いがあったので
最近は気が向いたときに本気で物件情報をあさっていました。

  • 持ち家か賃貸か
    これには世の中尽きることのない論争がありますが、私たち夫婦の結論としては、田舎に住んでいるので一生賃貸は心配ということで「いつかは持ち家派」でした。高齢者でも賃貸に一生住まうことができるという住宅事情の実現もありそうだなとは思いましたが(人口は減るんだし住宅は余るよね)、それが東京の話なのか田舎の話なのか分からないよね…という理由です。

  • 新築か中古か
    これに関しては中古一択でした。だって新築は高すぎる!家にしたってマンションにしたって。そして買ったときは新しくても、当たり前だけど月日が経つと劣化する。修繕がいつかは必要になる。それなら中古でいいでしょうという考え。

  • 中古一戸建てか中古マンションか
    これは迷いましたね。中古一戸建てであれば、家庭菜園用のお庭を持てるし、車は1台しか所有していませんが来客用に1台スペースを空けておくこともできる。でも、私たちが重視しているのは「立地」でした。私が公務員でいる間は公共交通機関で通勤ができるので、バスか電車まで5分という立地が譲れない条件だったので、必然的に中古一戸建てという選択肢はなくなりました。そんな所に建っている家は売りに出てないし、地価が高いからか古くてもかなりのお値段でした。

  • ということで、中古マンションを探し始めました。
    そうすると現実的なお値段の中古マンションが売りに出ていることを発見。立地もお値段もクリア。2週間ほど夫婦で話し合いましたが、ここにしようという結論に至りました。ほんと、巡りあわせというか、タイミングってあるんだなと感じました。

  • 築20年の中古マンションはリフォーム必須
    購入を決めたマンションは築20年ほどで、壁や床のリフォームは済んでいましたが、水回りやキッチンは新築時からリフォームはされていませんでした。これがいわゆる「思っていたより高くついた」の現実なのだなと思いました。本体価格からすれば、私たちの予算より400万ほど安かったのですが、リフォームが200万ほどかかりそうで、諸々の諸費用を合わせると、結局予算内ほどほどといった感じです。水回り等のリフォーム済み中古マンションを購入しようかとも思いましたが、そんなに売り物件がでない田舎なのでいつになるか分からず、また結局リフォーム費用がのせられるので予算程度の物件になるだろうと。そして諸費用をのせる、もしくは「ここをリフォームしたい」という欲望により予算オーバーする未来が見えたので今回見た物件に決めました。

  • 予算というのは諸々込みで
    住宅購入の予算というのは、諸々込みであることを忘れてはいけないなと痛感しました。内見をすると「いいじゃ~ん」という気分になりますが、実際に買うとなったらリフォーム費用が数百万単位でかかること、諸費用が意外と高いこと、をお忘れずに!そういうことも視野に入れて予算はこれぐらいですと伝えて探してくれる不動産屋さんが良いと思います。予算を伝えるはいいものの、リフォームなどを無視して、予算額ぎりぎりの本体価格のマンションを提示されて、勢いで買うというのは絶対にやめたほうがいいです!!

  • 築20年の40年後という未来
    人生100年と言われる今、自分があと40年は生きていると仮定すると、マンションはそのころには築60年になります。20年前の建築方法で作られたマンションの40年後は正直に言って想像できないし、どんな価値観が主流になっているかもわかりません。そういう意味では住宅の購入って賭けだよなとは思います。でも同じように40年後の一生賃貸派の未来もまた想像がつかないというか、現時点ではだれにも分からないことだよなとも思います。そうなると、どちらを選ぶかというのは本人次第だし、結局どちらを選んでも生涯の資産形成というは大事だなと思います。結局は「購入したから安心」ではなく、これからどんな未来になろうとも「自分で柔軟に対応できる力を持つこと」が大切だなと痛感しました。そういう力がないと一生賃貸であろうと、購入であろうと困るんだろうなと。

とにかく、マンションを購入すると決めたのでこれから準備が忙しくなりそうです。
リフォーム金額の確定、売買契約、住宅ローンの契約、保険の見直し、引っ越し…
やることありすぎるけど、とりあえず住んで生活ができるように頑張ります。