ちょっとそこまでの世界

ちょっとそこまでの世界(私の周り)について

『思考と暮らしをシンプルに 人生を変えるモノ選びのルール』(ポプラ社 堀口英剛)

こちらの本は図書館で借りました。きっかけは、SNSでmonographというサイトを知ったことです。年末は大掃除をきっかけに、モノへの考え方を振り返る方が多いのではないでしょうか。きっと素敵な考えを知るきっかけになると思います。

●本当に必要なモノだったら「捨てよう」なんていう考えは出てこないはずですから。(p42)

 おっしゃるとおりでございますの一言につきます(笑)捨てようかなと思ったということは、もういらないと分かっているけど気持ち的に捨てられないものだと思います。私も捨てようか悩む時がありますが、そのときはこの言葉を思い出そうと思います。それでも捨てられないものは、まだ捨てるほどの覚悟ができていないということでしょうか。私だったら、とりあえずそのままにして、潔く捨てれるものから捨てていきます。まあそれぐらい最初はゆるくてもいいかな。

●長く使えるモノを選ぼう(p110)

 私は今もですが貧乏性です(笑)でも旦那と付き合い出してから、この「長く使えるモノを選ぶ」という考え方を持つようになりました。大人になって少しお財布に余裕が持てるようになって、安いものを買い換えるのを辞めつつあります。安いものを買い換えるのは、金額的にももったいないですが、それよりも時間がもったいないと最近は思います。買い換えるということは、その都度何を買おうか考え、実物を見に行く、レビューを見るなどなど、やるべきタスクが増えることになるのです。大人になるとお金は少しあるけど時間がないという状況になります。そういうとき、長く使えるモノを選ぶと買い換える手間が省けます。これは大きなメリットだと思うのです。

●単純にそのモノ自体の金額を見るのではなく「これを買ったら何年使えるか」という減価償却の考えに基づいて判断することが大事です。(p112)

 これも旦那が同じことを私に言い続けています、今でも。10,000円の本革定期入れを買うか、3,000円の合皮定期入れを買うか最近悩みましたが、旦那には10,000円を買いなさいと言われました。何年も使えるデザインで気に入っているなら、10,000円を5年使うとしたら年間2,000円でしょ?と百貨店でゴリ押しされました(笑)高いものを買うか迷ったとき、ぜひ「これは何年使えるか」を考えて価格を見てください。

モノに投資できる原資があるなら、少し背伸びをして良いものを買い、毎日を気持ちよく過ごす。これがこの本に一貫して書かれていることです。少しでも日常に素敵なものを、そして小さな幸せを積み上げる考え方を実践してみてください。