ちょっとそこまでの世界

ちょっとそこまでの世界(私の周り)について

中大通教の勉強記録(2022年8月~2023年1月)

自分の手書きノート日記は続くのにブログは何故か続かない…。
でもめげずにまた始めます。

2022年8月
自分でざっくり計算したところ、教科書代などを含め55万円程度は
卒業までにかかりそうであることがわかりました。
人生を変える8万円とか言っていますが、8万円では到底無理です。
そもそも卒業要件であるスクーリング単位は8万円には含まれませんから…。
本気で入学を考えている方で費用面が心配な方は、
真剣に積み上げ計算してみた方がいいです。

なんだかんだ迷っていたのですが、旦那の後押しがあり願書を提出しました。
そして職場の研修制度も利用し、補助をもらいながら勉強することになりました。
補助をしていただくということは、成績を提出しなければならないので
後に引けない状況になりました。
無事に3年次編入する入学許可がおりました。

2022年9月
中大通教の在学生サイトへのログイン、履修登録などが始まり、
いよいよ大学生になった感じがしました。
まず最初に勉強する科目は法学入門にしようと決めました。
指定教科書を購入し、ノートにまとめながら1か月かけて通読しました。
平日の仕事終わりに1時間程度、土日は合計多くて8時間、少ない時は3時間。
フルタイムの社会人なので、時間があるときにやるという感じです。
このとき登山にはまりだしたので、土日のうち晴れた日一日は山に行っていました。

2022年10月
2022年度第3期オンデマンドスクーリングは、法学入門を受講することにしました。
オンデマンド配信を全部視聴し、10月下旬には法学入門第1課題を提出しました。
この後知ったのですが、オンデマンドスクーリングを受けることでレポート2通免除になるので、法学入門のレポートは書く必要がなかったのです。
法学入門は2単位なのでレポートは2通。
オンデマンドスクーリングを受講すると必要単位の半分が免除になると勘違いしていました。
この勘違いを教えてくださったTwitterのみなさんに感謝です。

2022年11月
導入教育A・Bをオンデマンドスクーリングで受講。
この2科目のみ手書き指定のレポート。2通とも11月中に提出しました。
そして無駄に書いてしまった法学入門第1課題レポートにD評価がつきました。
Twitterの先輩方に法学入門のレポート1発合格はすごい!とほめていただいて嬉しかったです。中大通教で勉強すると決めた方はぜひTwitterを始めてください!
みんなの頑張っている姿を見ることができてやる気がでますよ。
そして11月は憲法の勉強も開始しました。
法学入門の教科書はノートに書きながら読みましたが、時間がかかりすぎることを学習しました。そこで憲法はいきなりレポート課題を書くために、必要な部分から読み始めることにしました。
レポート関連部分以外は、すべてのレポートが合格してから試験日までに勉強することに決めました。これが良い方法かどうかは、まだ試験を受けていないのでわからないのですが、時間がない社会人は致し方ないという気がしています。

2022年12月
憲法第1課題提出→不合格→再提出
憲法第2課題提出
憲法第3課題提出
今月は怒涛の憲法月間でした。教科書だけではレポートを書くことができず、かと言って参考文献全てを買っているお金もないので、県立図書館と国立大学の図書館を利用しました。近くの国立大学には法学部はありませんが、法律コースはあるらしく、かなり参考になりました。パソコンである程度文献検索をしてから行きましたが、実際に法律の書棚を見ると参考になりそうな本が色々と見つかったので、可能なら実際に足を運んで本を選んだ方がいいと思います。結局、指定教科書以外に買ったのは芦部憲法1冊でした。

2023年1月
憲法第1課題→C評価
憲法第2課題→B評価
憲法第3課題→不合格→再提出→C評価
憲法第4課題→D評価
年末年始はコロナで撃沈…。せっかくの勉強時間を確保できる時だったのに。
それでも回復後に数日間勉強し、1月試験で法学入門をオンライン受験。
そして今日成績発表。結果はD評価でした。
やっぱり限られた時間内に初めて見る課題について回答を書くのは難しかったです。今回はオンラインでの受験だったので、パソコンで書いて、書き直したりとかできたけど、次回からは対面試験。手書き。構成からの書き直しは容易ではないので、より難しくなりそう。我ながら大変な挑戦をしてしまったという気がしています…。でも職場の補助を受けることも決まっているので辞めるわけにはいかない。やるからにはDばっかりじゃまずい…来月もがんばって勉強します!

今日は有休をとって数か月分の勉強記録を長々と書いてしまったけれど、
来月からは1か月ごとに書きたいな。
レポート提出数とか合格率とか単位認定率とかまとめたい。
できる範囲で記録をつけていきたいなと思います。

法学部のパンフレットを取り寄せました

いつの日だったか、法学の勉強をしようと思い

これまでに数冊法学入門の本を読んできました。

takopon63.hatenablog.com

そしてついに先週、中央大学法学部通信課程のパンフレットを取り寄せました!

(デジタルでも読めますが、紙で手元に用意した方が便利そうだったので。)

4月入学はプライベートの都合で難しいので2022年10月入学を予定しています。

3年次編入をして、3年かけて勉強すると思います。

今週末の人事異動で新しい部署に異動になったら悩むかもしれませんが…。

 

今日はシラバスやスクーリングの予定表を見ながら履修計画を立ててみました。

10月入学なので、少々気が早いですが、卒業までどんな見通しになるか自分で把握してから入学を決めたいので。

そして入学までには、法学部のレポートの書き方、条例、判例の読み方などを自分で勉強しておきたいと思っています。

 

私は外国語学部(アジア言語専攻)を卒業したので、レポートを書くということをほとんどせずに卒業しました。

法学部で法律を学ぶのはもちろん、他人に説得できるような論理的な文章を書けるようになりたいです。

また、条例立案や行政訴訟に遭遇したときに(あんまりしたくないけど)、話が分かる職員でありたいなと思います。

大人をも魅了する魔法の世界

f:id:takopon63:20220223102508p:plain昨年末から今月にかけて「ハリー・ポッター」にはまっていた。

小学生の高学年の頃に「ハリー・ポッターと賢者の石」を買ってもらった記憶がある。

3巻目まで読んだ気がするし、映画は賢者の石だけ見たような気がする。

Twitterハリーポッターを見かけたときに、ふと再読したいという気分になった。

引っ越しを無事に終え、片付けも粗方終わったころに中古で全巻揃えた。

 

年末年始の休みや週末にひたすら読み進めた。

子供の頃に読んだ魔法の世界は、大人になった今でもとても魅力的だった。

これまでハリー・ポッター以外のファンタジー小説を読んだことがなかった。

どちらかというとファンタジー小説は苦手な方だ。

でもハリー・ポッターの世界はなぜか面白く読むのをやめられないといった感じ。

あまりに好きすぎて、結局映画もすべて見たくらいだ。

 

ハリー・ポッターは単なる魔法世界だけじゃなかった。

大きなLOVEの世界だった。

日本語の言うところの「愛」ではなく、もっと広い「愛」。

友情とか家族とか、そんな形式だけで表されない愛の物語。

子供の頃はそんなことは分からなかった。

そして話が複雑になったことと、自分の学生生活が忙しくなったことで読むことをやめてしまった。

大人になった今、改めて読んでみると色んな発見があった。

まさかハリー・ポッターを読みながら泣くなんて思ってもいなかった。

 

みんな色んな過去がある。

いかにも善人そうに見えても、意外な過去があったりする。

でもそれが悪いことではなく、いつでもやり直せる、そんなことも感じた。

 

そしてハリー・ポッターの世界に魅了された人誰もが思っただろうことを思った。

「私も魔法の世界に住みたい!」

中古マンションを買うことにしました

いずれは買いたいと思っていた住宅。
住宅購入はまさにタイミングだなと思いました。

 

旦那とは、そろそろマンションか家を買いたいねと話していました。
住宅ローンを60歳までに完済したいという漠然とした思いがあったので
最近は気が向いたときに本気で物件情報をあさっていました。

  • 持ち家か賃貸か
    これには世の中尽きることのない論争がありますが、私たち夫婦の結論としては、田舎に住んでいるので一生賃貸は心配ということで「いつかは持ち家派」でした。高齢者でも賃貸に一生住まうことができるという住宅事情の実現もありそうだなとは思いましたが(人口は減るんだし住宅は余るよね)、それが東京の話なのか田舎の話なのか分からないよね…という理由です。

  • 新築か中古か
    これに関しては中古一択でした。だって新築は高すぎる!家にしたってマンションにしたって。そして買ったときは新しくても、当たり前だけど月日が経つと劣化する。修繕がいつかは必要になる。それなら中古でいいでしょうという考え。

  • 中古一戸建てか中古マンションか
    これは迷いましたね。中古一戸建てであれば、家庭菜園用のお庭を持てるし、車は1台しか所有していませんが来客用に1台スペースを空けておくこともできる。でも、私たちが重視しているのは「立地」でした。私が公務員でいる間は公共交通機関で通勤ができるので、バスか電車まで5分という立地が譲れない条件だったので、必然的に中古一戸建てという選択肢はなくなりました。そんな所に建っている家は売りに出てないし、地価が高いからか古くてもかなりのお値段でした。

  • ということで、中古マンションを探し始めました。
    そうすると現実的なお値段の中古マンションが売りに出ていることを発見。立地もお値段もクリア。2週間ほど夫婦で話し合いましたが、ここにしようという結論に至りました。ほんと、巡りあわせというか、タイミングってあるんだなと感じました。

  • 築20年の中古マンションはリフォーム必須
    購入を決めたマンションは築20年ほどで、壁や床のリフォームは済んでいましたが、水回りやキッチンは新築時からリフォームはされていませんでした。これがいわゆる「思っていたより高くついた」の現実なのだなと思いました。本体価格からすれば、私たちの予算より400万ほど安かったのですが、リフォームが200万ほどかかりそうで、諸々の諸費用を合わせると、結局予算内ほどほどといった感じです。水回り等のリフォーム済み中古マンションを購入しようかとも思いましたが、そんなに売り物件がでない田舎なのでいつになるか分からず、また結局リフォーム費用がのせられるので予算程度の物件になるだろうと。そして諸費用をのせる、もしくは「ここをリフォームしたい」という欲望により予算オーバーする未来が見えたので今回見た物件に決めました。

  • 予算というのは諸々込みで
    住宅購入の予算というのは、諸々込みであることを忘れてはいけないなと痛感しました。内見をすると「いいじゃ~ん」という気分になりますが、実際に買うとなったらリフォーム費用が数百万単位でかかること、諸費用が意外と高いこと、をお忘れずに!そういうことも視野に入れて予算はこれぐらいですと伝えて探してくれる不動産屋さんが良いと思います。予算を伝えるはいいものの、リフォームなどを無視して、予算額ぎりぎりの本体価格のマンションを提示されて、勢いで買うというのは絶対にやめたほうがいいです!!

  • 築20年の40年後という未来
    人生100年と言われる今、自分があと40年は生きていると仮定すると、マンションはそのころには築60年になります。20年前の建築方法で作られたマンションの40年後は正直に言って想像できないし、どんな価値観が主流になっているかもわかりません。そういう意味では住宅の購入って賭けだよなとは思います。でも同じように40年後の一生賃貸派の未来もまた想像がつかないというか、現時点ではだれにも分からないことだよなとも思います。そうなると、どちらを選ぶかというのは本人次第だし、結局どちらを選んでも生涯の資産形成というは大事だなと思います。結局は「購入したから安心」ではなく、これからどんな未来になろうとも「自分で柔軟に対応できる力を持つこと」が大切だなと痛感しました。そういう力がないと一生賃貸であろうと、購入であろうと困るんだろうなと。

とにかく、マンションを購入すると決めたのでこれから準備が忙しくなりそうです。
リフォーム金額の確定、売買契約、住宅ローンの契約、保険の見直し、引っ越し…
やることありすぎるけど、とりあえず住んで生活ができるように頑張ります。

もう夢なんてないと思っていた

10代の頃には夢があった。
20代の頃も夢とか野心とかあった。
30代になってどうだろう。
特に公務員になってから夢がなくなった気がする。

 

20代に転職をしたのは、結婚して勤務地が遠くなったことと、
このまま働いていても工場で作業員になるしか道がなかったから。
事務職の女性が結婚したら工場で作業員にならされると知って
一体何時代の話をしているんだと思った。
一部の事務職の女性、つまり社長や管理部長に気に入られた人は
まれに係長になっていたけど、そんな人は一握りだった。
給料はものすごくいいけど、女性の待遇に絶望して辞めた。
次は必ず女性でも平等に評価してもらえる世界で働きたいと思った。
田舎でも実現できそうな職、考えついたのは公務員。
平等に評価されるという点においては、当たりだった。

 

そして公務員として働いて5年ほどたった今。
このまま昇進して管理職になれたらいいな、なんて思っている。
でも、それは20代の頃にもっていた夢とはちょっと違う。
失態を犯さなければ、わりと自動的に実現しそうで、「夢」ではない。
いわゆる「安定」は手に入れたし、「平等」も手に入れた。
このままでもいいんだけど、このままじゃなくても良い気がする。

先日、光浦靖子さんのエッセイ「50歳になりまして」を読んだ。
過去の自分を回収しに行くために、カナダに留学しているらしい。
その話を読んで、私も回収したいものを思い出した。
大人の夢って、そういうもののことを言うのかもしれない。

 

今すぐ公務員を辞めたいとか思っていないし、なんだかんだ続けると思う。
そのうちマンションとか買って住宅ローンが始まるだろうし。
でも、今すぐでなくてもいいけど、夢を持ちたいと思った。
公務員という安定した職を利用して、夢を目指してみようかな。長期計画で。
例えば、早期退職をするとして。第二の人生ってやつ。
そもそも人生100年と言われるこの時代。
第一の仕事だけで生き延びられるわけないし、自分も回収したいものを追いかけてみようか。

 

せっかく安定した給料もあるし、定時に帰れるし。
ないのは夢を持つ仲間かな。今のところそういう公務員に出会っていない。
でもこの時代、色んな人とつながることができるし、自分でやる気を保つ方法はいくらでもありそう。
もう夢なんてないと思っていたけど、また走りだそうと思う。

自分で「決める」生き方

今日はちきりんさんのVoicy「選ぶ人生が好き」を聞きました。

voicy.jp

私はこれまでの三十数年の人生において、「選ばれる」人生が大半でした。
社会人になるまではいつも選ばれるように生きてきました。
そもそも自分で選ぶなんて選択肢を知りませんでした。
言われたことをやるのが当たり前だと思ったし、それが正解だと信じていました。


高校を卒業し、実家を出た大学生の頃から大方のことは自分で選んできました。
でも実際には選んできたようで期待に応えていたような気もします。
そして社会人になった今も私の人生は、仕事においては「選ばれる」人生であることは間違いないです。公務員なんて選ばれる人生の最たるものではないかと思います。
田舎の民間企業で働きましたが、男女差別に納得がいかず、田舎の中では間違いなく男女平等であろう公務員に転職しました。これを選んだのは紛れもなく自分です。民間企業を辞めることも自分で選びました。
なので今、公務員という選ばれる人生を歩んでいることは後悔はないし、前の仕事より自分に合っていておもしろいと思っています。いろいろあるけどね。

 

仕事においては「選ばれる」人生ですが、私生活においては「選ぶ」人生というか専ら「決める」人生です。世間体とか親とかの期待に沿う人生は辞めました。
今でも子供は作らないのかとか、家はどうするんだとか、言われたりします。
でも適当にはぐらかして距離もおいています。
決めるのは私、どんな人生を選ぶかは私の自由。

選ばれる人生だけど、自分で「決める」人生を歩んでいることに誇りを持っています。
そして自分で決める人生がとてもおもしろい。楽しい。
30代になって特にそう思うようになりました。
20代は色々迷ったし、選ばれるように生きてきた時もある。
期待に沿わなかったときに色々言われたりもした。
でもそういうときがあったから、今の私の生き方が作られたんだとも思う。

これからも自分で「決める」人生を、自信をもって歩んでいきたいです。

「ワークシート方式による 公営法人等、国・地方公共団体の消費税」の感想

 読むに至った経緯

 決算業務も一通りやり終えた一年目。とりあえず、見よう見真似で決算整理、決算仕訳を入れ、決算書類は作ったものの、その多くの意味は理解できていませんでした。

 来年度は頼っていた上司が異動する可能性があったこと、コロナによる補助金が多いため特定収入割合が5%を超える可能性があったため、勉強しようと思いました。(ちなみに私は簿記の知識は、仕訳は分かるけど簿記2級は不合格というレベルです。)

 これまでに読んだことのある地方公会計関連の本は以下のとおりです。

takopon63.hatenablog.com

  今まで読んだ地方公会計関連本で一番実務に近かった!

 日次、月次業務というよりは、決算に特化した内容です。

「ワークシート方式」というだけあって、例題が豊富です。

これが今まで読んだ本と最も違った点です。

実際の申告書を使った例題や特定収入についての説明及び例題が勉強になりました。

また、仕訳だけでなく、予算経理にも言及している点も助かりました。 

おすすめしたい人

  • 地方公営企業で実務を1年以上経験し、決算を一通りやった人
  • ある程度簿記が分かる人
  • とりあえず決算を乗り切ったけど、仕訳や書類の意味や根拠を知りたい人
  • 決算前に決算業務を復習したい人

 

レビュー等をあまり見かけない本ですが、買ってよかったと思える本でした。

実務に関しては、この本が一番おすすめです。