ちょっとそこまでの世界

ちょっとそこまでの世界(私の周り)について

仕事における自分ルール

 仕事のやり方は人それぞれですが、今日は私の仕事のやり方を考えてみたいと思います。

 私はいわゆる行政職の公務員であり、基本的には事務仕事の連続です。事務仕事をこなしていくための私のルールはだいたいこんな感じです。

①すぐできることは「すぐ」やる。

 これに当てはまるのは、伝票処理したものが日々出納課から返却されます。そしてこの戻ってきた書類はしかるべきファイルに片付ける必要がありますが、戻ってきたらすぐにやります。「とりあえず置いておこ、コレ終わったら片付けよ」というのはなしです。書類のなくなる原因は片付けないうちに、他の書類に埋もれていくことだと思います。書類がなくなれば、いつか探すための時間を作る必要があり非常に無駄です。

②結局「一つ一つ」しかできない。

 私は頭の中で計画を立てるときは、かなりマルチタスクな人間だと思います。「あれをやって、ついでにアレもここに入れてしまおう」など、なるべく効率よく色んな仕事をくっつけて、仕事をやる順番を考えます。ただ、実際に作業をするときは「一つ一つ」と決めています。一つ一つやらないと結局何も終わらなかったということが起きるからです。考えることはあれこれつなげて効率よく、でもやるときは一つ一つ。

③頼まれごとは優先順位を高くする。

 これは少しずるいかもしれませんが、上司に頼まれたことは優先順位を高くし、仕事してますアピールをします(笑)人脈がものを言う世界であり、こいつに任せれば大丈夫と思わせるための作戦でもあります。そしてこう思わせておくと、新しい仕事がやってくるようになります。余裕がありそうに見えるからでしょうか、「この仕事やってみる?」ということがよくあります。

④毎日30分は「他人のために使う時間」と思う。

 感覚としてですが、定時−30分が目指すべき定時だと思っています。そして定時から差し引く30分は自分の予備の時間ではなく、「他人のための時間」と考えています。③につながることですが、急に何か頼まれたとき、同僚や後輩が困っている時に余裕を持って「やりますよ」と言って他人の仕事をする時間を作ろうとしています。

 新卒で働き始めてから、仕事は今までやってきた勉学とは違うものであると痛感し、悔しい思いをしながら試行錯誤してきた結果が今の私のルールです。今思えばたくさんのブログを見たり、読書をしたりしました。今も読書をすることで新たな考え方に触れようとしています。読書をすると「全部は真似できないけど、これはやってみようかな」と思えるものがあります。そういったものの寄せ集めが今にあると思います。

 これまでは書評的なことを書いていましたが、読書をして考えたことを今後はベースに書いていこうと最近考えを改めました。これも試行錯誤、しばらく試してみたいと思います。

 今日の読み終えた本は「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」(グレッグ・マキューン、 高橋璃子 著 かんき出版)でした。